書評2008◎34
音楽体験の共有として
本屋さんをぷらぷらして、たまたま見つけた本なのだが、良い本だ。牧野良幸という人がイラストと文章を書いている「僕の音盤青春期」。 著者:牧野 良幸
僕の音盤青春記 1971-1976
販売元:音楽出版社
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著者は版画家・イラストレーター。1958年生まれだから、私と同じ年なのだ。彼の中学生以降の洋楽体験をイラストと文章でまとめているのだが、もろ、私の青春とシンクロしている。サイモンとガーファンクル、ビートルズ。4チャンネルサウンド。なんだか、甘酸っぱい記憶が蘇ってしまいました。
イラストレーターだけあって、レコードジャケットも忠実に表現されていて、面白いですよ。
「レコード」の存在価値があった時代。ジャケットの価値が高かった時代。CDなんて、誰も思いつかなかった時代。ああ、もう、あのころには戻れない。
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