書評2008◎33
近代批判の書として。
落語好きにお勧め、いや落語を聞かない人にもお勧めだな。堀井憲一郎の「落語の国からのぞいてみれば」だ。
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落語の国からのぞいてみれば (講談社現代新書 1947) 著者:堀井 憲一郎 |
堀井はコラムニストとして、週刊文春に「ホリイのずんずん調査」をもうかなり長い間、連載している。その欄でもかなり、落語について触れることが多いので、「よく聞いているなあ」とは思っていたが、ここまで聞き込んでいるとは。感心しました。
京都出身なので、上方落語が身体に染みついている。そこに東京の落語を徹底的に聞いているいるから、さながら落語のバイリンガルなんだね。
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