書評2008◎32
すべてが台無し!!
スティーヴン・ハンターといえば、出せばすべてが当たった作家だった。「真夜中のデッド・リミット」。すごかったぜ。「極大射程」。最高だったぜ。男たちが、汗にまみれて戦い、プロとプロが互いに尊敬し合ながら、秘術を尽くして、相手を倒そうとしていた。しかし・・・。
彼の新作「四十七人目の男」を読みました。最低ですね。何なんでしょう? これは、パロディーなのでしょうか?タイトルから暗示されるように忠臣蔵を意図しているのでしょうが、なんだかなあ・・・。
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四十七人目の男[上] (扶桑社ミステリー ハ 19-14) 著者:スティーヴン・ハンター |
なぜ、これまで書いたことのすべてをダメにしてしまうのだろう? 安易なオリエンタリズム? なにもわかっていない。こんな、薄っぺらい作家を、私たちは喜んでいたのか? そのこと自体が不思議だ。日本理解の薄さ。「スワガー・サーガ」作家がこうなっちゃったんだ。言葉もでない。
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コメント
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はじめまして
おおむね同感ですが
今回はS・ハンターは反日外国人によって
いい様に利用された可能性が高いです。
氏のあとずけを読んでみてください。
今ネット界を震撼させてる変態新聞報道の
元の記事を書いた人間の前任者が
日本を舞台にして小説を書いてると聞きつけて
日本在住歴40数年の日本通と称してコンタクトを
取り、数十箇所の校正をしたというような記述があります。
投稿: | 2008年7月17日 (木) 12時22分