べらんめえ!⑩
さすが志の輔。
A.R.B.(あきれた・落語・ボーイズ)会員のドッグたちと、札幌市教育文化会館に立川志の輔独演会に行く。円熟の味を満喫できた。
前座は志の輔の2番弟子という志の八の「牛ほめ」。幾つぐらいなのだろう。なかなかの語り口でした。続いて円楽門下の三遊亭全楽。手なれた「ちりとてちん」でしたが、枕ネタが少々、どぎつい。札幌でやるときは、もうちょっと考えたほうがよろしいかと。
そして志の輔。一席目は「親の顔」だ。子供がテストに珍回答をしたため、先生に呼び出される親。この親のハチャメチャぶりが爆笑を呼ぶ。3月に出張したとき、全日空の機内でかかっていた。
休憩後、膝代わりはダメジャン小出の珍手品。どうもよくわからない芸風だ。
志の輔、二席目は「五貫裁き」。大岡政談ものなのだが、なかなか、珍しい話ではなかろうか。初めて聞いた。講談が元ネタにあるようで、別名「一文惜しみ」とも。談志、円生らがかけたネタともいう。
満喫できました。感心するのは志のさん、札幌にくるたびに、かけるネタを変えるということです。ダブったことがないように思う。これは、なかなかに、大変なことだ。小三治なんか「天災」を二度もかけたもんな。 しかしまあ、志のさんでも、ギャグというか、枕で振った小話はだぶってます。これは当日の客の質を見ているんではないでしょうかね。
そしてA.R.B.は西14丁目の刺身居酒屋「第53成徳丸(だったっけ?)」で反省会を挙行。「やはり、志の輔はいい」という結論に達したのである。そしてこのころになるとA.R.B.会員のOOくんは泥酔。延々と演説を繰り返すのであった。
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コメント
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「最近物忘れがひどくて…」
「いつからですか?」
「・・・」
「最近眠れなくて…」
「じゃーお薬出しましょう。朝起きたら飲んで下さい」
「・・・」
(「田中と佐藤の遅刻」うまく思い出せません。)
居酒屋は「幸成丸」ではなかったか。
しっぽりとまた行きましょう。
投稿: dog | 2008年5月20日 (火) 14時07分