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大昼食問題2008○40

栄枯盛衰か。

 スープカレーを食べようと思って、確かこのへんにあったはずと札幌市中央区南1西4、S1パーキングビルの「まぁじ」を訪ねてみたら、店が変わっていた。強烈な個性を訴える店ではなかったので、さもありなんとは思ったのだが(過去の記事はこちらから→)。

 そこは「火鍋専門店 小龍」という店になっていた。その名の通り辛ミソ仕立ての鍋を食べさせるのであろうが、ランチメニューはラーメンやらトンちゃん丼など、方向性がいまひとつ、よくわからない。その中に「角煮カレーうどん」なる品を見つけたので頼んでみる。800円なり。

 店員は声が小さく、覇気がないし、車が外を通るたびに揺れるしで、なんだか期待できそうにない。料理が出てくるまでも、遅い。

Kareudonn  しかし、だ。だしはなかなかなのだった。しっかりと鰹節の滋味を引き出しているのだ。まさしく、そば屋のカレーの懐かしさを彷彿とさせるだしなのだ。

 だが、麺は固くていただけない。腰があるのとは違う。「固い」のだ。

 豚の角煮は実に柔らかく、味付けもよろしい。カレーの中に入っていても、しっかり自己主張している。ただ、ほかの薬味のネギなどがダメ。口の中に残るエグ味があるような気がした。

 総合的にみるといかがなものか、なのだが、ピンポイント的には光るところがある不思議な一品でした。

 と、いうことで☆☆。もう少し方向性をきちんと打ち出し、元気よくやればいいのに。

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