最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« だ、か、ら、さ2008① | トップページ | 大昼食問題2008① »

書評2008③

エリートたちのやったこと

 昭和史に関心を抱く者にとって、実に面白い新書を読んだ。「昭和陸海軍の失敗」である。月刊「文藝春秋」に掲載された座談会をまとめた1冊だ。

昭和陸海軍の失敗―彼らはなぜ国家を破滅の淵に追いやったのか (文春新書 610) Book 昭和陸海軍の失敗―彼らはなぜ国家を破滅の淵に追いやったのか (文春新書 610)

著者:半藤 一利
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 帝国大より入学が難しいとされた陸軍士官学校、海軍兵学校の優等生が結局、国家を破滅の淵に追いやった。「派閥抗争が改革をつぶし」「良識派は出世できず」「『空気』に支配された集団」としての旧日本軍。その組織の病理を語り明かしていく。かつては支配的だった「海軍善玉説」などは神話に過ぎず、海軍もまた陸軍以上に硬直した組織であり、凡庸なるリーダーを抱いたゆえに、国家の方向性を誤らせたということがよくわかる。

« だ、か、ら、さ2008① | トップページ | 大昼食問題2008① »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 書評2008③:

« だ、か、ら、さ2008① | トップページ | 大昼食問題2008① »

2022年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31