十三夜日記
月を愛でる
昨日、10月23日は、「十三夜」でした。十五夜は旧暦の8月15日ですが、十三夜は旧暦の9月13日になります。
十五夜がサトイモなどを供えるので「芋名月」と呼ばれるのに対し、十三夜は栗や豆を供えるので「豆名月」「栗名月」などと呼ばれます。十五夜が中国から伝来したのに対し、十三夜は日本ならではの風習とか。醍醐天皇が延喜19年(919年)に開いた観月の宴が起源ともされています。
かつては、十五夜に月見をしたら、必ず十三夜にも月見をするものとされていました。「片月夜」は忌避されたそうです。
そして、十三夜は晴れることが多いそうです。「十三夜に曇りなし」という言葉もあるとか。実際にはあまり、聞いたことはありませんが。
その言葉通り、快晴でした。月の光はまぶしいほどです。どこか狂気じみた月の光を浴びながら撮影した写真がこれです。
こういう習慣って、廃れてしまいますよね、何もしないと。一人ひとりが、コツコツと重ねていくことも大切なのでしょうね。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
地域での交流が希薄になった理由として縁側がなくなったことがあげられると思います。昔は腰掛けてお茶を飲んだり世間話をしたものですね。同時に月に供物を置く場所も奪われました。太陽暦の採用と共に月との距離が遠くなってしまった。
投稿: 宵まち月の♪会会長 | 2007年10月28日 (日) 12時39分
北海道ではナカナカ、縁側ハ維持・管理が難しいのではないでしょうか。会長の大豪邸はどうですか?
投稿: 双子山親方 | 2007年10月28日 (日) 17時11分