本を読む100
人をゆるすこと、を問う
重松清の「カシオペアの丘で」を読む。通俗的な小説である。重松の一番、ダメな部分が出ている。テレビドラマにすれば、受けるであろう。でも、文学とは別物を書いていると思う、重松。
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カシオペアの丘で(上) 著者:重松 清 |
<あらすじ>幼馴染の再会パターン。重松的には得意なのかもしれない。けれどもねえ。今回は北海道の架空の都市が舞台だ。たぶん、芦別をイメージしているのだが、その町で育った仲良し4人組(男3人、女1人)の過去と現在を行き来しながら、「生きる」ことを考えていくのだ。小学生のころ、仲良かった4人だが、それから30年が過ぎ、1人はすでに末期のがんを患っている。
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