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DVD観賞録⑲

政治とは何か?

 往年の名画「オール・ザ・キングス・メン」を見る。純粋に、「正しい政治」を目指していた男が、権力を握るにつれ腐敗していくさまを描いている。

オール・ザ・キングスメン DVD オール・ザ・キングスメン

販売元:ファーストトレーディング
発売日:2006/12/14
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<あらすじ>1949年度のアカデミー作品賞、主演男優賞(ブロデリック・クロフォード)、助演女優賞(マーセデス・マッケンブリッジ)受賞。政治の裏側を描き、当時は日本では公開されなかった問題作。実直な下級役人ウイリーが、州の人々より注目を集め始めたのは、メイスン市に新しい小学校が建築された時だった。校舎建設に不正があり、それを激しく批難したのがウイリーだった。そして、彼の言う通り、避難訓練の最中に事故があり、数百人の死者を出す大惨事が発生。彼の人気は絶大なものとなった。「信頼できるウイリーを知事に!」の声は高まり、遂に彼は州知事に当選。しかし、絶大な権力を握ったウィリーは傍若無人の振る舞いが目立つようになり、良識ある人々の批判の的となる。かつは自らが忌み嫌っていた汚職、ワイロ、恐喝を犯すようになっていくウィリーは・・・。

今でこそ、「権力が劣化する」なんて当たり前のテーゼだが、この時代に正面切って、ポピュリズム批判の硬派の映画を作り上げたことに感服する。しかし、この映画の公開後間もなく、ハリウッドを「赤狩り」が襲うわけだけれども。

あと、この時代の映画はテンポがいい。フィルムが高かったからなのかな、もたもたした部分がなく、サクサクと話が進んでいく。何となく、快感だ。

この映画のモデルは、1936年に暗殺されたルイジアナ州知事のヒューィ・ロングとされている。また、2006年にはショーン・ペン、ジュード・ロウの共演によりリメイクされていることを付記しておく。

※というわけで☆☆☆☆⇔感服しました。

 

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