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本を読む73

マイクル・コナリーにはまる②

 はぐれ刑事ハリー・ボッシュシリーズの第2弾「ブラック・アイス」を読む。国内発売は1994年だ。この手の傑作を逃していた自分が情けない。

ブラック・アイス Book ブラック・アイス

著者:マイクル コナリー
販売元:扶桑社
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 ハリウッドのモーテルで、麻薬捜査課の刑事ムーアの死体が発見される。ショットガンで顔を吹き飛ばした無残な死体だった。汚職の噂があるムーアが自殺したと見られたが、それは偽装であることが判明。なぜか捜査からはずされたボッシュだが、独自の捜査の結果、メキシコの麻薬王とムーアのつながりを突き止め、国境を越える。

 これもまた、ラスト100ページからツイストが利いてくるミステリだ。出生の秘密、過去の捜査で負った傷など、このシリーズはとにかくボッシュの「心」につきあっていくのがつらい部分がある。しかし、それらの過去すべてが伏線となってシリーズ全体に通底していくのだから、この作家の構成力には恐れ入る。

 とにかく主人公ボッシュは、組織、すなわち警察といつでも揉めている。組織はいつでも、ボッシュの首を取ろうとさまざまな仕掛けを構えてくる。そんなことも構わずに、ひたすら「真実」に立ち向かうボッシュが、すさまじいのだ。自分にはなれないのだよ。

☆81点⇔久しぶりにミステリと向かい合うことができました。

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