スクリーン2007①
タイム・パラドックスもの?
いやあ、映画って、映画館で見るクセをつけなくてはダメですね。今年に入って初めての、映画館での観賞ですよ。反省です。年間、50本は映画館で見ないと、インテリゲンツィアじゃない。
というわけで2007年の1本目は「デジャヴ」だったのです。
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デジャヴ 著者:ビル・マーシリイ,テリー・ロッシオ |
(写真はノベライゼーションの表紙です)。
ニューオリンズで、フェリー爆破事件が発生。死者500人以上を出すテロ事件の現場に急行したATF(アルコール・タバコ・火器局)捜査官のダグは、事件の1時間前に発見された若い女性の遺体に既視感(デジャヴ)を覚える。彼女はテロ事件の犯人と関わっているらしいことを知ったダグは、FBI捜査官に102時間前の映像が見られる施設に連れて行かれる。彼女の過去をモニターで観察しながら、ダグは犯人を追い詰めていく。
ダグ役のデンゼル・ワシントンが大活躍です。映画の楽しみどころは何といっても「4日と6時間前」がモニターできる設備。一種の監視システムでもあるのですが、「4日と6時間前」というのが、何とも中途半端ですね。
それでも、「過去の段階で、起こりうることが予測できれば、憎むべき犯罪は防ぎ得るのか」というテーマを、SF風ではありながらも真摯に追求しています。
「あっ!」という結末が待っていますのでお楽しみに。まあ、一発ネタといえば一発ネタですが。
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