ディラン、そして
再評価の動きか
元ロキシー・ミュージックのブライアン・フェリーがディランをカヴァーしたアルバム「ディラネスク」を聞く。
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ディラネスク アーティスト:ブライアン・フェリー |
何とも、スタイリッシュ。サウンド処理もボーカルも、ディランの持つ泥臭さをすべて洗い流してしまったような気がする。それはブライアン・フェリー流のディラン解釈なんだろうけど、少々、あっさりしすぎているような感じも無きにしも非ず。ディランとスタイリッシュさというのは全くの反対概念だからね。
ただ、スティーヴ・ハウとか、ブライアン・フェリーとか、ディランのカヴァーアルバムを出すアーチストが増えているのは、歓迎すべき傾向なのだろうと思う。もともと、万人受けする音楽を作っていないディランだが、ポピュラリティーはそこそこにあるのだな、とヘンに感心してしまう。
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