最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 生きることと死ぬことと① | トップページ | ジャズ、イズ⑳ »

本を読む66

激バカ小説の極北

 執念で激安人間の狂気を描き続ける戸梶圭太の新作だ。下らなかったなあ~。

ツーカイ!金剛地くん Book ツーカイ!金剛地くん

著者:戸梶 圭太
販売元:徳間書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

主人公は三流新聞の中年記者・金剛地巌太郎だ。仕事はテレビ欄に2時間サスペンスドラマ評を書くこと。自らを文豪、ならぬ「評豪」と称する身の程知らずの大馬鹿野郎だ。

こんな勘違い男の引き起こす破天荒かつ破壊的な事件を描く・・・などと細かなストーリーを追っていてもどうしようもない大バカ小説だ。文字通り、読むマンガ。トカジ・ワールドが大爆発である。

 それでも、途中まで読んでも、結末は予測できないぞ。こんな馬鹿馬鹿しい結末、誰がわかるかって!

 昨夜、なかなか寝付けないので読み始めたら、2時間ほどで読んじゃったよ。1700円・・・。ロードショー1本分と思えば、高いのか、安いのか、わからなくなる、読書のコストパフォーマンス。

 しかし、私が言うところの、馬鹿馬鹿しい、下らない、というのは必ずしも否定的な言葉ではないのだ。ここまで、徹底的にバカになれるのは、ある意味、凄いことだ。生意気に「戦後日本批判」まで織り交ぜているから、大笑いだぜ。頭がクラクラしてくるほどに、すさまじいバカ小説の極北として、お勧めするぞ。

☆79点⇔それでもトカジ、認めない人は認めないだろうね

« 生きることと死ぬことと① | トップページ | ジャズ、イズ⑳ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 本を読む66:

« 生きることと死ぬことと① | トップページ | ジャズ、イズ⑳ »

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30