最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 昼食問題61 | トップページ | 昼食問題62 »

フグ論争勃発!

どう思いますか?

 先にこのブログで「フグの会」についてご報告しましたが、「会長」さんより異議申し立てのコメントが寄せられています。「フグは本当にそれほど、おいしいものなのか?」というのが意義の趣旨ですが、みなさんはどのように思われますか。

 私の意見は、「本当にうまいフグはうまい」というものです。私のフグデビューはいつだったろう。そう、20代後半に浅草の「三浦屋」という店でだった。フグ刺、すなわち「てっさ」の旨さには驚いた記憶があります。その後、ススキノの「深谷」などで、1年に1回、夫婦でフグを食すのを小さな幸せとしてきたのですが、やはり、「てっさはうまい」という結論に変わりはありませんね。

 Dscn9557 てっさに比べると、鍋、すなわち「てっちり」には、ものすごさを感じたことは、正直言ってあまりありません。から揚げは、フグの魚離れした、鶏肉のようなコクを引き出すにはぴったりの料理法だと思いますが、こちらもてっさほどの感激をしたことはないですね。

 最近、すごいと思うのはひれ酒です。この前、楽しんだのもそうですが、あれだけのひれで、熱燗を何とも贅沢な味わいに変えてしまうエネルギーはスゴイ。そしてまた、白子も濃厚な旨さを秘めています。強烈な海のエキスです。

 量が少なく、高いから旨く感じるのではないと思います。フグは本当に旨いのだというのが、私の意見です。 フグ好きの人、嫌いな人、ご意見をお待ちしております。

« 昼食問題61 | トップページ | 昼食問題62 »

酒と美食」カテゴリの記事

コメント

 フグ、となると本当にうまいフグを食べたのかどうかがまず問題になると思います。私も東京にいた頃、フグを食べましたが本当においしいフグだったかどうかについては自信がありません。
 その前提でいうと、函館で食べた旬のタラちりの方がうまいという印象があります。
 どうも私の場合、おいしさに値段がどうしても付きまとってしまいます。
 おいしくても値段が高ければちょっとがっかりしていまいます。いわゆるB級グルメ(グルマンかも)なんですね。

味覚というのは、地域、生活環境によって変わるものである。たとえば北海道のように寒い地域では味付けが濃い、また、私のように貧乏な幼少時代を過ごすと味は甘い、しょっぱいしかない。『味の素』出現は画期的だったのだろう。ソーセージといえばマルハ、ニッスイしか知らない。いいだけ合成着色料、合成保存料で舌を麻痺されてきているのだから、私には微妙かつ繊細なフグの味が解るはずがないように思う。おもいっきり腹をすかせると美味いと思うかもしれないけどね。今の私は高いフグをありがたく食べるより、タラの昆布〆をたらふく食いたい。

う~む。フグ派、旗色悪いな。東京系の応援を乞うぜ。でも、みんな論点を間違ってる。
タラはうまい⇔フグはそれほどでもない
こういう命題を問うているのではないのだよな・・・。

ここまで来たら、僕らが納得できる、美味いと思えるフグを親方に食べさせてもらう。そして結論を出すーってオチではどうでしょうか?けっして「饅頭怖い」ではありませんが。

ヤダヨ(笑)。誰か、本当に加勢してくれ。北海道からフグ文化がなくなるぞ。
でもジータ氏の「うまい=高い」というのもまた、少し違うような気もするのですがね。

フグを美味いと思わないってのは、要するに好みじゃないってことで、そういう人がいるのは、当たり前でしょう。

脂が無いだけに、脂の旨みに頼らない身そのものが持つ独特の歯ごたえと、その淡白な身が、料理人のセンスと腕次第で如何様にも姿を変える点が、フグの美味さと魅力の本質だと思います。

フグが特別なのは、他のどんな魚よりも、料理人の腕に頼る点です。つまり、当たり外れが大きい。
比較的、ハズレが少ないのは、てっさだと思います。
これは歯ごたえが命で、仕入れが良ければ、ハズレない。(薬味も重要ですけどね。)
と言うことは、つまり、味覚のうちでも、「歯応え」を楽しむ習慣のない人には、面白くないかもしれません。
実際、虫歯だらけだった父は、てっさはダメでした。
歯を直してからは、大好きですが。(笑

それ以外は、全て料理人のセンスと腕次第で、これって、誰よりも、料理人にとって「特別な」魚だと言う気がします。

そういう魚ですから、料理人さんのパフォーマンスを楽しむような気分でいた方が、盛り上がるし、「頭」で食べたりする部分もあって、面倒と言えば面倒だし、魅力を感じない人がいても、別に不思議じゃないですよね?

また、コストパフォーマンスの観点から「美味さ」や「満足度」を論じられても、それは、それぞれの懐具合と価値観のバランスの問題。
それでいいんじゃないですか、としか応えようがないです。

フグとキンキを比べて、どっちが美味い、なんて言うのは、豚肉と牛肉のどっちが美味いって言ってるのと変わらない。結論なんか出ませんよ。

>網さんへ
 ご高見、拝聴します。

親方のコメント、愛が足りない~。

わたしのコメントは…やはり「余韻」がない?(笑

フグ、今年も食べられなかったんですよね。
元々、グルメでもグルマンでもないし、基本的に二人行動だから、フグに限らず「コース」そのものが、高いハードルになり、アラカルトで食べられるところにしか、足が向きません。

それに、喜代志でフグを覚えたので、なかなかこちらの「べらぼうな」値段で食べる気にもなれないし。
と言って、お一人様4000円なんてフグ屋じゃ、期待値が伸びない…。
かくして、フグは屯田に限る、ちゅうことになってます。
目黒の秋刀魚みたいですが。

うーん、フグ問題は、鍋か、刺身か、ひれ酒か、という観点からも解きほぐして考えるべきだったのかもしれませんね。
私はすっかり〝鍋〟のイメージで考えいました。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: フグ論争勃発!:

« 昼食問題61 | トップページ | 昼食問題62 »

2022年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31