最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« ジャズ、イズ⑯ | トップページ | 遅ればせながら »

本を読む59

外道小説。もしくは戸梶圭太の世界

ドクター・ハンナ―死と踊る美人女医 Book ドクター・ハンナ―死と踊る美人女医

著者:戸梶 圭太
販売元:徳間書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 戸梶圭太のリーダビリティは特筆すべきものがあると思う。「激安人間」たちを笑いも交えながら描き、最終的にはカタストロフィーに導いていくという、まあ、どこを切っても同じ展開にしかならない節はあるのだが・・・。それにしても、ぐいぐいと強引に引っ張るストーリーテリングは嫌いじゃない。

 本作の主人公は美貌の女医・石月畔奈。難しい外科手術に性的興奮を抑えきれないという設定だ。彼女が医学会に隠然たる力を持つ内科医グループと対立することによって引き起こされる仁義なき戦いの物語。

 医者の世界を描いているから当然、血みどろのグロテスク描写も出てきて、「よくやるなあ」と思わせる。一種の「外道小説」だ。だが、戸梶圭太、楽しみながら書いているな。文体が弾んでいるもの。これこそ、トカジ・ワールド。お好きな人には、十分、楽しめます。でも、登場するドクターたち、1人としてまともじゃない。小説だけの世界にしてほしいね、こんな医者たちは。

☆78点⇔あっという間に読ませてしまう。この力強さは認めざるを得ない

« ジャズ、イズ⑯ | トップページ | 遅ればせながら »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 本を読む59:

« ジャズ、イズ⑯ | トップページ | 遅ればせながら »

2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31