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ジャズ、イズ⑯

まじめなるもの

 今の時代、「まじめ」「真剣」が忌避されるけれども、まじめであることは決して悪いことじゃないんだ。冷笑的な人間の方が責められるべきなんだ。だから、コルトレーンはもっと評価されてもいいはずなんだ。まじめ人間の典型としてのコルトレーンをね。
 
 このアルバムに収められている「マイ・フェイヴァリット・シングス」「アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー」は1963年のニューポート・ジャズでのライヴ。僕が学生時代に、こんなアルバム出てたかなあ? コルトレーンはテナーを吹いている。パーソネルはピアノがマッコイ・タイナー、ベースがジミー・ギャリソン、ドラムスがロイ・ヘインズだと。この1963年って、コルトレーンのフリージャズへの傾きが強くなる年なのだろうか? それでもこの2曲、弾んでるよ。僕にわかるコルトレーンはこのあたりまでなのかな。
 

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 でも、コルトレーンって「粋」じゃない。マイルス的な粋さ加減からは正反対のジャズマンだ。この生真面目さ。求道者とでもいうのかなあ、時に息苦しくなるようなアトモスファー。でも、そこが素晴らしい。21世紀という、かくも不真面目な時代には特に貴重な響きとして聞こえてくる。「アイ・ウォント・・・」もわかりやすいジャズで言うことなし! 本当にこのあたりのコルトレーン、いいなあ。

 でも3曲目の「セルフレスネス」。これになると、もうわからない。1965年10月の録音。かなりフリージャズに入っている時代か。テナーにファラオ・サンダース、パーカッションにフランク・バトラーらを迎えて重層的な音を作っているけれども、僕にとってはすでにわけのわからない代物だ。まあ、これもコルトレーンゆえの「まじめさ」に由来するものなのだろうが。

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コメント

はじめまして。
私はギターを弾いてますが、学生時代はよくコルトレーン聞いてました。といってもそんなに聞きっぱなしではなかったのですが。私もこのあたりのコルトレーンまでなら聞けるという感じです。あとジャイアント・ステップスも好きです。なぜなら、ギタリストが挑戦してますので、なんか親しみやすい気がします。もちろん、全然弾けませんけど(笑)。これからもよろしくお願いします。

>ギター・オンジさま
コメントありがとうございます。
ちょうどいま、ビル・エヴァンスとジム・ホールのインタープレイが何ともかっこいい「アンダーカレント」を聞いていたところです。
ピアノとギターで、さまざまな色彩を出してますよね。すごい!

また、コメントください。ブログにも立ち寄らせていただきます。

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