うまい!③
絶品なり! バスク料理
函館に行って来ました。このブログで「もっくん」さんから紹介されたバスク料理の店「バスク」に行ってきました。函館市松陰町。静かな住宅地の一角にあるお店ですが、実においしかった。感動しました。
オードブルの10品盛りのきれいなこと。ビールを飲みながら「知床鶏のペースト」などをチビチビやっていると、生ハムのワゴンがやってきて、オーナーシェフの深谷さんがじきじきにカットしてくれます。この日、供されたのは仕込んで1年10ヶ月のものとか。毎年、生ハムは60本ぐらい仕込むそうです。
本当にうまい生ハムでした。肉のうまみを封じ込めており、ふっくらとした甘みさえ感じられる。豚のモモは仕込む前は12㌔ぐらいですが、熟成していくと最終的には10㌔前後にまで収縮するとか。その分、ギュッとうまみが蓄積されていくのでしょうね。私がこれまで食べた生ハムの中でもベストの味でした。
このほか、上磯沖で漁獲されたアンチョビも絶品。塩辛いのに甘みを感じさせる仕上がりで、いくらでも食べられそう。自家製のこれまたおいしいパンにつけていただきましたが、スペイン製ワインとの愛称は抜群でしたね。
このほか、メーンディッシュとして、私が「豚のゼラチン質の料理」、かみさんが「ペッパー風味ハンバーグ」をオーダー。ともにおいしかったのですが、すでにお腹がいっぱいになっていたのです。
これだけ味わって料金は1万と少し。驚きました。
私たち夫婦以外にも「札幌から来た」というカップルがいました。全国区なのですね、この店は。オーバーかもしれませんが、函館の奥深さを感じさせられといっても、過言ではありません。「また、行こう」。そう思わせる力がある店です。
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コメント
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僕が一番おいしく感じたのは、ファイターズが優勝したとき、酒の肴にしていたシャウエッセンだね。
投稿: そうだったのかい会長 | 2006年10月31日 (火) 21時46分
シャウエッセン、食べてないなあ、近ごろ。
でも日ハムって優勝しても、還元するものが少ないよね。
本当にハムとか配ってたけど、受け取ったファンが「賞味期限が切れるまで飾っときます」ってテレビで言ってた。早く食えよ! 危ねえぞ。
投稿: 双子山親方 | 2006年11月 1日 (水) 09時41分