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クラプトンがやって来る!!

よく来るよなあ

 エリック・クラプトンが11月に来日する。26日には札幌ドームでもコンサートをする。ある柵(しがらみ)から、チケットを購入した。

 十数回めの来日らしい。来ればいいというものでもないのだろうがね。来てもいいけどさ。

 どうも最近のクラプトン、ぴんと来ないんだよな。ロバート・ジョンソンをカバーしたベタなブルースアルバムを出したりしているけど、「なんか違うんじゃないか」という思いはぬぐえない。

 その超絶技巧と音楽的オリジナリティー、創造性がリンクしていないことがクラプトンの悲劇なのだろうな。それと、長生きしすぎてしまったこと。残酷なようだが、芸術家にとって、短命であることは必要条件であるような気もするのだ。

 私のようなオールド・ロック・ボーイズにとってクラプトンは何よりクリームのギタリストなんだよ。「サンシャイン・ラヴ」「ホワイトルーム」「クロスロード」・・・。みんな、コピーした。うまく弾けた奴はほとんどいないけど。ビートルズ以上に、エレクトリックギターの凄みを教えてくれたのがクラプトンだったような気がする。誰も、到達できない、頂としてのギタリストがクラプトンなんだ。

 そして、クラプトンといえばジョージ・ハリスンと仲が良くて、「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」のリードギターを弾いた奴だよ。「ホワイトアルバム」というアルバム自体がヘンだけど、クラプトンのギター、本当に泣いていた。ビートルズで、あんなギターは誰も弾かなかった。感動した。

 そして、何といっても「レイラ」だよ。泣けちゃうね、いつ聞いても。クラプトンには「アンプラグド・ヴァージョン」なんてしみったれた演奏はしてもらいたくなかったね。デュアン・オールマンの天を翔けるようなスライドギターこそがこの曲の身上だ。そして長い長いピアノ部分。それぞれの70~80年代が立ち上がってくる名曲だと思う。

 ギタリストとしてのクラプトンの凄さを再認識させてくれるのが、例の王様だ。「いとしのオイラ/しろあんこ伝説」。2枚組という大作だ。直訳ロックの大家が笑わせてくれるわけだが、それ以上に、はまっていて、一種、感動を覚えるよ。ちなみに「しろあんこ=クリーム」な。

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