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本を読む23

下らないけど、面白い。それでいい

 何も考えたくない。とにかく、面白い活字を読みたい。笑いたい。笑えればよれでいいんだ。そう思うならこれを読んでください。本当に、笑えます。それほど下らない一家の「実話」が語られているのです。

板谷バカ三代 Book 板谷バカ三代

著者:西原 理恵子,ゲッツ板谷
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 どこまで作っているかどうか、わからない部分もあるんだけど、スゴイ。この3代のプロフィールは以下の通りだ。

 初代・バアさん…古くなったパンストを帽子にしている大正生まれ。趣味はふりかけ作り。 2代目・ケンちゃん…火炎放射器で我が家を全焼させた家長。趣味はベンチプレス。   3代目・セージ…30過ぎても机の中には爆竹が満杯。趣味はポストの投函口の匂いをかぐこと。バカの「黒帯」たちが繰り広げる戦慄のバカ合戦が、貴方の腹をよじりまくり!立川のナイスなスポットをナビる「アド街ック地獄」、各界の“板谷家”ファンからのメッセージ「We love“バカ三代”」を収録。読めば必ず元気が湧き出る、全人類必読の超絶コラム(アマゾンドットコムより)。

 なんだかわからねえよ! でも東京も西の三多摩地区はすごいな。馬鹿だよ。下町も大バカだけどさ。

 筆者は知る人ぞ知る、西原理恵子と仲のいいライター(こんな紹介でいいのかな?)。私は以外にこの筆者の文体が好きだ。ぶっ飛んでいる比喩も、また。名文じゃないけど、ポップでよろしいと思う。著者も別のところで書いているが、活字で人を笑わせる、しかも声を出して笑わせることは難しいのだが、その難しいことに成功している。それだけで、物書きとしては立派なものだよ。

☆80点⇔損はしないよ

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コメント

大昔、銭湯に毎日通うゲタ屋のオヤジがいた。ある日脱ぐのが面倒になり、てめいの家で裸になり銭湯に出かけた。ゲタ屋は銭湯と路地をはさんで斜め前だ。
という伝説?がある。おれはウソだと思ってる。

そいう言えば、銭湯つながりで。
ガキの頃、早い夕方に行くと、90くらいのジジィがいた。
しわしわの体だけど、くりからもんもんが全身にあった。
ある日、オレに文句を言ったが、何を怒ってるか分からなかった。
歯がないんだ、そのジジィ。
若い頃は、ブイブイ言わせてたんだろうな。

さっき大通公園行って読んできました。
声を出して笑ってたら隣りのオヤジに変な顔で見られました。でも読み続けました。面白い!
地下鉄じゃ読めないかなぁ?あぶなくて(笑)

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