昼食問題27
満足だ。何も言えないぜ
この食い物コラムに同じ店を登場させるつもりはないのだが、8月7日にかみさんと行った、札幌駅前大丸百貨店8階の、うなぎの「宮川本纏」は2度目の登場になる。自慢するために、書く。
前回は最も安価な鰻重松を食べたのだが、今回はかみさんに強請(ねだ)って、鰻丼の梅をオーダー。2914円なり。ちなみにかみさんは鰻重松の1800円。肝吸い別オーダー。さらに、鰻は頼んでから来るまでが長いので、生ビールと肝の煮凝りを頼み、飲み干しても来ないので冷酒を頼み、ちびちびやりながら、待つ。
待つこと20分。来ましたよ。いやあ、鰻が大きい。実に立派な鰻が丼に鎮座している。山椒をたっぷりかけ、食す。箸で簡単に千切れてしまう、この柔らかさ。上品な肝吸いで口中を湿らせて、鰻をタレにまみれた白米とともに食べたら、もう、それは至福のひと時である。白昼の陶酔である。
自分自身が本当に鰻好きなのだということを思い知らされた。なんとも、強烈な食べ物体験である。
※①20点②18点③18点④18点⑤18点⇔92点。全世界の鰻好きよ、来たれ、ってなもんでしょうな。お江戸にはもっとうまい店があるんだろうけどね
« 本を読む⑲ | トップページ | 語れ、もっと、もっと、語れ② »
「昼飯」カテゴリの記事
- 三国一の昼飯野郎2019※87(2019.06.18)
- 三国一の昼飯野郎2017※146(2017.10.17)
- もの食う日々2015※110(2015.07.30)
- もの食う日々2015※93(2015.07.06)
- もの食う日々2015※94(2015.07.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント