ビートルズは何も教えてくれはしない⑤
凄みとしてのパロディー
久しぶりに王様の名前を聞き、買ってしまいました。考えれば王様、デビューしてから、ディープ・パープル、グランド・ファンク・レイルロードなんかの日本語バージョンをやってました。10年ほど前かな、STVホールのコンサートを聴いた記憶がある。ラジオ収録用のコンサートだったと思うが、ギターがすごくうまかったという印象がある。「本来なら、こんな『色もの』ではなく、きちんとしたロックをやりたかったのだろうなあ」と思った。
カブトムシ外伝 アーティスト:王様 |
あれから10年。王様は開き直り、化けた。ばかばかしくも、オリジナルな「王国」を築くことができたと思う。
「ひねってワオ!(ツイスト&シャウト)」「月光おじさん(ミスター・ムーンライト)」「ゼニー(マネー)」「長身サリー(ロング・トール・サリー)」など、ビートルズがかってカバーしたロックをさらにひねっている。著作権の関係からの苦肉の策なのだろが、よくやってるよなあ~。と感心してしまった。
凄みさえ漂うパロディーといったら褒め過ぎかな。いやいや、そんなこともないと思うね。
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コメント
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やはり私は「♪月光ぉぉぉ~おじさん♪」が好きです。
投稿: マータ | 2006年9月 1日 (金) 12時35分