ドリンク・イット・オーヴァー④
ここはうまいぞ、本当に
買物のため、かみさんと札幌駅前の大丸まで来たついでに、札幌駅北口の札幌市北区北7条西4丁目 宮澤興業ビル地下1階、「味百仙」へ。この店に来るようになって13年くらいになると思うが、とにかく、うまい店だ。しかも、その味は進化し続けている。顧客が専用ブログを作っているほどの店だ。ファンは多い。
生ビールを飲みながら(冷えた陶器で飲むビールがまた格別)、まずは「カキのゴルゴンゾーラ風味」と「ポテトサラダ」をやる。厚岸産のカキはぷりぷりだ。ゴルゴンゾーラチーズの風味が滲み込み、ビールによくあう。「ポテトサラダ」はかみさんが大ファン。素朴な味わいながら、ほかの凡百のポテトサラダとは、確実にことなる。作り方のポイントを聞くと、マスターは「業務用マヨネーズを使っているしね。秘訣っていってもねえ」ととぼけるが企業秘密があるんだろうな。
生ビールから日本酒に代えて「馬刺し」を頼む。馬肉の脂は上品で、口の中でとろけてしまう。その脂を冷えた日本酒で流す。 よほどいい馬肉でないと、このような愉しみ方はできないはずだ。
続いては「アナゴの天麩羅」だ。さくさくとした揚がり具合だ。ほどよい大きさで、夫婦2人にはちょうどよい量でもある。これにもやはり、冷えた日本酒があう。
そして右奥が「コハダの刺身」、手前が「田舎梅漬け」。コハダは初夏らしい味だ。少しずつつまんでは、冷酒で流し込む。季節だな、と思う。梅漬けは、マスターのお母さんの手作りだそうだ。どこか懐かしい味がした。
このほか「チャーシュー」を頼んだり、私の誕生日だということをアピールして、「うに」をサービスしてもらったりした(はしたなかったな)。日本酒もしこたま、飲んだ。散財してしまったが、かみさんには「誕生日」ということで許してもらった。この店、マスター自ら「ウチは高いからね」というほど、値段は張る。でも、それに見合うものを確実に出してくれる。
凄い店だと思う。お試しあれ。
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コメント
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親方、これらは写真を撮りながら飲み食いしてるんでしょ?
店、客には奇妙な風景だ。
奇妙ついでで、
親方の食ってる写真をリクエストする。
投稿: づかこ | 2006年7月11日 (火) 07時11分
>づかこさま
最近はブログやっている人口が増えているので、それほど、奇妙な風景ではなくなっているいるよ。店のほうもわかっているようだ。私の食する風景は、いずれ、また。
投稿: 双子山親方 | 2006年7月11日 (火) 07時52分
親方のでろでろに酔った写真希望。
投稿: づかこ | 2006年7月12日 (水) 06時53分