語れ、もっと、もっと、語れ①
妻があす27日に退院する
乳がんだった。19日に手術をした。幸いにも、ステージⅠで、温存手術。そしてリンパ切除もなく、本当に不幸中の幸いだった。まあ、これから切除部分の組織検査の結果をみて、放射線治療や抗癌剤投与などの治療法を探るわけでだが。とりあえずは、あすの退院で一段落だ。その次は、その次のことだと考えるしかない、今は。
妻の不在で思うことは、すでに私は妻なしでは生きていけないということだ。一日でもいい。妻には私より長生きして欲しい。それは私の優しさから発するものではなく、本能から発するものだ。
本当に妻を大事にする、というのはどういうことなのだろうか。模索しながらの日々が始まる。
ともに、年齢を取っていく。辛いことだが、受け入れなくてはならないことでもある。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 操作性が悪い(2019.10.29)
- 三国一の日常野郎2017①(2017.07.08)
- 三国一の日常野郎2017①(2017.01.03)
- ものいりな日々2016①(2016.07.05)
- 週明けに退院だって!(2016.04.22)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
まずは、ご退院おめでとうございます。
>本当に妻を大事にする、というのはどういうことなのだろうか。
難しい問題ですよね。相手の受け止め方にもよりますから、一般的な正解ってありませんし。
けど、相手を深く理解しようという態度がベースにあれば、それほど見当違いにならないような気がします。
他者を完全に理解するなんてことは、不可能ですから、一生努力するしかないんですけど、わたしには、それが楽しみでならないのです。
自分の相方も、少しづつ成長し、変わっていく。それを見ているのは、とても楽しいし面白い。
誰かを理解する喜びもあるし、理解されてる、と感じる瞬間って、とても幸せだと思うんですよ。
どんなやさしさもいたわりも、そういう理解に基づいたものであるはずだと、わたしは考えています。
大きな試練は無くても、わたしは未熟者ですから、試行錯誤中、修行中の身の上です。
偉そうなことを言える立場じゃありませんけど。
奥様の順調な回復を、お祈りしてます。
投稿: 網 | 2006年7月27日 (木) 12時36分
>あみさん
ありがとう。
なんとか、第一段階はすんだ。手術も軽微で助かりました。
お母さんにもお見舞いいただき、ありがとうございました。
病理検査の結果を待つだけ。
何とかなるでしょう、と思ってます。
結婚、23年になるのかな。銀婚式だよ、そろそろ。だから、それゆえに甘えちゃいけない部分もあるよね。
投稿: 双子山親方 | 2006年7月27日 (木) 23時48分
結婚23年ですかー。
わたしは、まだ8年です。
「甘え」ってよく使うことばですが、結構難しい。
というか、割と適当に使われているような気がします。
わたしは、甘えたり、甘えられたりって、相方との関係において、大事な要素だと思っているんですよ。
でも、ズルとか馴れ合いとか依存など、後ろめたい何かを含むものはいけません。
そういう他の言葉で置き換えられるものを、厳密に排した上での「甘え」って、快楽だと思うんですよね。
変かな?
投稿: 網 | 2006年7月28日 (金) 12時03分
ズルっておいらのことかと思ったら違うようでした。こりゃまた失礼。
投稿: ズルって?会会長 | 2006年7月28日 (金) 14時23分
おいおい、知らなかったよ。とりあえず退院おめでとう。
最近私も礼子にありがとうと言ってないなー。ふつうに生活していると、それが当たり前になって感謝の気持ち忘れちゃうのかな・・・二人で『やきとり弁当』買いにおいで、待ってるよ。
投稿: pancho | 2006年7月28日 (金) 16時38分
>panchoさま
コメント、ありがとう。函館、行きますよ。カミさんの実家だし。鍛神小学校の同級生らしいしね。
でも、けっこう、くるよな。かみさんの病気って。
投稿: 双子山親方 | 2006年7月29日 (土) 23時30分