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本を読む⑫

東海林さだおは天才である

 何を今さらだけども、繰り返す。ショージ君は天才である。私はこの人は「日本文学史」に名を残すべき文章家だと思う。

偉いぞ!立ち食いそば Book 偉いぞ!立ち食いそば

著者:東海林 さだお
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 相変わらずの、のほほんエッセー。今回のメーンテーマは、近くにある立ち食いそば屋の全メニューを制覇するというショージ君の野望の達成がなるかどうかだ。

 「どうでもいいこと」を書き続けることに要するエネルギーたるや、莫大なものだ。それをショージ君は40年近くも続けている。漫画家という本業の傍らで、だ。つまり、ショージ君にとって、本業の漫画は肉屋さんで、エッセーは、その肉屋が店舗の片隅で始めたコロッケ売りなのだ。そのコロッケが、とてもおいしいのだ。

 それは常にショージ君の視線が低いところにあるからだ。本当の「庶民の味」を知っているからだ。偉ぶらず、卑屈にならず。ショージ君のエッセーを30年以上も読み続けているが、飽きが来ない。

 そして本当に感心してしまうのだけど、ショージ君、1937年生まれだぜ。来年、70歳だよ! でもいまだに、毎日新聞の朝刊漫画「アサッテ君」、週刊朝日のエッセー「あれも食いたい、これも食いたい」、週刊文春「タンマ君」などなど、日々の仕事は山積し、なおかつ、草野球に燃えている。こちとら、ショージ君より20歳も若いんだからな、まだ、まだ頑張らないとなあ。痛感するよ。本当に。

☆95点⇔私にとっては別格だ

 

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