本を読む⑦
猫村、がんばれ!
もはや知る人ぞ知るマンガになってしまいましたが、紹介したのは私、結構、早かったのですがね(←自慢)。とにかく、すごいマンガですよ。猫が家政婦をやるんですからね。
要するに市原悦子の「家政婦は見た」のパロディーなのですが、有料インターネットで、毎日一こまづつ更新しているという、アナクロだか、デジタルだかわからないメディアもまた、よくわからなさをかもし出しています。
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きょうの猫村さん 著者:ほし よりこ |
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きょうの猫村さん 2 著者:ほし よりこ |
もちろん、一巻から読まなくてはだめですよ。でも、つい先日に出た第二巻の売れ行きはすごいな~。各書店の平積みが、一日ごとに薄くなっていくのがわかります。
内容を紹介しても、ほとんど意味がないのです。パロディーの世界、猫が家政婦をやっているというシュールな世界を、味わえる人じゃないとわからない。そんな、マンガです。でも、私としては、思う。ものすごい可能性としてのメディアがマンガなのだと。だから、売れる。実際に、売れている。
作品の全体像・分析は完結したときに。とにもかくにも、お勧めしておきます。読まないと、損とは言いませんが、もったいないですよ。あなたの感性の完成度が問われるような気がする。
☆90点⇔ぼくが、発掘したのです、と言いたい気分もあるんです。
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