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酒の力を借りてみるのもいいさ②

 もう少し、たくろうの話をしましょうか?

 表記的には、この「たくろう」が一番ぴったり来るのかな。作詞作曲するときは「吉田拓郎」だったのかな。

 閑話休題。今でもないけど、昔はもっと金がなかったのでたくろうのLP、持っていないのですよ。ほとんど、友人から借りたのですよ(づかこ君、本当にありがとう!)

 そして、いま持っているCDは「伽草子」、「ぷらいべえと」(カバー集ですね)、「ひきがたり」(ベスト盤です)、「古い船を動かせるのは新しい水夫じゃないだろう」(広島フォーク村編。アマゾンで買ったのですが、いまひとつ、面白くなかったな)の3枚です。今、文章を書きながら、「ひきがたり」を聞いています。

 この「ひきがたり」、たくろうのアコースティック・ヴァージョンだけを集めているんです。曲は「高円寺」から「落陽」(ツアー1979ヴァージョン)までの22曲。なかなか、聞かせます。

 そしてこのCDを聞きながら思ったことなんですがね、「制服」という曲があるんですよね。「伽草子」に収録されています。要するに「東京駅の地下道で集団就職の少女たちを見て、彼女たちの無垢さに感動した」(←非常に大雑把なまとめですが)という岡本おさみの作詞なんですが、あのころ、すなわち1972年ごろに、まだ集団就職があったんですかね。まあ、うそをつく必要もないわけですが。

 1972年ごろを起点として日本社会は完全に、戦後という時代のくくりから変転したのだと思います。この辺は坪内祐三「1972」(文春文庫)参照してください。私は、あのころ、14か。何も考えていなかったな。覚えたてのマスをするだけだったな。

 いま、たくろうを聞くという行為は、「あのころ」を喚起させるのですよね、どうしても。何なんだろうな。あのころ。でも、あのころ、だけじゃ駄目なんだよな。結局は、今を何とかして鼓舞させないと。そのための、たくろうなんでしょうね。

僕のベスト3は
1、贈り物(人生を語らず)
2、されど私の人生(オン・ステージ ともだち)
3、イメージの詩(オン・ステージ ともだち)
かな。「祭りの後」「春だったね」も忘れられないけどねえ。

 酔っ払ったついでなんだけど、「人生を語らず」を歌いたくなって、歌詞を調べてみたんです。以下のとおりなんですよ。

 朝日が昇るから、起きるんじゃなくて
 目覚めるときだから 旅をする。
 教えられるものに 別れを告げて
 届かないものを 身近に感じて

  越えて行け そこを 越えて行け それを
  今はまだ 人生を 人生を語らず

 嵐の中に 人の姿を見たら
 消え入る様な 叫びをきこう
 わかり合うよりは たしかめ合う事だ
 季節のめぐる中で 今日をたしかめる

  越えて行け そこを 越えて行け それを
  今はまだ 人生を 人生を語らず

 あの人のための 自分などと言わず
 あの人のために 去り行く事だ
 空を飛ぶ事よりは 地を這うために
 口を閉ざすんだ 臆病者として

  越えて行け そこを 越えて行け それを
  今はまだ 人生を 人生を語らず

 おそすぎる事はない 早すぎる冬よりも
 始発電車は行け 風を切ってすすめ
 目の前のコップの水を ひと息にのみほせば
 傷も癒えるし それからでもおそくない

  越えて行け そこを 越えて行け それを
  今はまだ 人生を 人生を語らず

 今はまだまだ 人生を語らず
 目の前にも まだ道はなし
 越えるものはすべて 手さぐりの中で
 見知らぬ旅人に 夢よ多かれ

  越えて行け そこを 越えて行け それを
  今はまだ 人生を 人生を語らず

ムムム。凄いですね。よく読むと。岡本おさみじゃないよね? たくろうだよね? ますます、「人生を語らず」のレコードがほしくなる。廃盤だが、いくらくらいするのかな。ご存知の方はご連絡を。

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コメント

拓郎と岡本おさみは、ほとんど会ってなかったらしい。旅先から詞がおくられてくる。使えそうなのを拓郎が曲を付けるのがパターンだった。と拓郎がアエラインフォークで回想してた。オレは偶然だが、気に入った曲は岡本氏の詞が多い。
今でも拓郎は新曲を出しているが、昔のような魅力をオレには感じられない。こちらが変質したのかな。

わたしの一塁牽制球的
かぐや姫のベスト3は、
1、マキシーのために
2、手紙
3、ひとりきり

中学1年の文化祭で「どうしてこんなに悲しいのだろう」を歌った。後輩の結婚式でも歌ってしまった。ことあるごとに歌っている。家にあるフォークギターは下の子供の蹴りで背中に大きな穴が開いてしまった。「悲しいだろ、みんな同じさ♪」。最近ジャレタレと一緒に出演しているテレビを見ていると情けなくなってくる「これが自由というものかしら♪」。

私も、たくろうの現在には首をひねらざるを得ないときがありますよ。

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